投資競馬のすすめ。その6

競馬に関する基本的な事項その6

5.競馬予想における8つのファクター(第2回)
前回、8つのファクターの内、4つを勉強しました。
今回は残り4つのファクターを勉強します。


3) 脚質

定義

レース中盤までの馬の走る位置取り(ポジショニング)の傾向。「逃げ」「先行」「差し」「追込」の4つに分類されます。

レースへの影響

レース展開やコース特性(中山のようにカーブがきついコースなど)によって、有利不利が明確に出ます。

  • 逃げ・先行: 前方でレースを進めるため、他の馬の進路を気にする必要がなく、内側の有利なコースを通れるメリットがあります。ただし、後続馬のマークを受けやすく、スタミナ配分を誤ると直線で失速しやすいです。
  • 差し・追込: 後方からレースを進めるため、直線での爆発的なスピード(瞬発力)が要求されます。前方のペースが速すぎた場合(ハイペース)に有利になりますが、進路が塞がれる(包まれる)リスクがあります。

分析のヒント

  • ハイペース: 前半が速いと、逃げ・先行馬が失速し、差し・追込馬に展開が向きます。
  • スローペース: 前半が遅いと、逃げ・先行馬がスタミナを温存し、後方からの馬は届きにくくなります。
  • コース特性: 直線が短いコース(例:中山、函館)では先行有利、直線が長いコース(例:東京、新潟)では差し・追込も届きやすい傾向があります。

4) 斤量

定義

馬が背負う重さ(鞍、鞍下パッド、騎手、おもりなどの合計)を指します。レース条件や馬の性別・年齢によって規定されます。

レースへの影響

斤量1kgの違いは、短距離で約0.1秒、長距離で約0.2秒程度の着差に相当すると言われるほど、大きな影響力があります。

  • ハンデ戦: 出走馬の過去の実績や能力に応じて、主催者が公平を期すために斤量を設定します。実績馬には重い斤量(58kgなど)、軽視されている馬には軽い斤量(52kgなど)が課されます。
  • 別定戦/馬齢戦: 年齢や性別など、特定の条件に応じて斤量が定められます。牝馬や若い馬は牡馬や古馬(こば)よりも軽くなることが多いです。

分析のヒント

ハンデ戦では、トップハンデ(最も重い斤量)を背負っても勝ち負けできる実績馬を評価するか、軽ハンデを活かして激走できる穴馬を見つけるかが鍵になります。斤量の増減が、馬のパフォーマンスに与える影響は無視できません。


5) レース展開

定義

レースの道中におけるペース(スピードの緩急)と、各馬のポジショニングの変化を指します。これは「脚質」と深く関連しますが、実際のレースで流動的に変化する要素です。

レースへの影響

展開はレースの結果を左右する最大の要因の一つです。

  • ペース:
    • 超ハイペース: レース全体が速く、先行勢が総崩れになり、後方一気で差し・追込馬が台頭します。
    • 超スローペース: 全体的に遅く、先行勢が楽をして、直線での瞬発力勝負になりやすく、後方からの馬は間に合わないことが多いです。
  • 位置取りの有利不利:
    • 内有利/外有利: 芝の傷み具合や馬場の状態によって、内側を通った馬が有利か、外側を回った馬が有利かが変わります。
    • 直線での進路: 直線でスムーズに加速できたか、他の馬にブロックされたか(不利を受けたか)が重要です。

分析のヒント

レース前の予想では、逃げ馬や先行馬が何頭いるかを予測し、それによってペースが速くなるか遅くなるかを判断します。そのペース予測に基づいて、有利となる脚質の馬を絞り込むのが基本的なアプローチです。

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