投資競馬のすすめ。その12
投資競馬のすすめ。その12 2026-02-03
9.万馬券出現率
2025年の競馬(JRA)における、式別ごとの万馬券(払戻金10,000円以上)の出現率について、最新の傾向に基づいた統計データをまとめました。
万馬券の出現率は、式別ごとの組み合わせ数(難易度)に比例します。特に3連単はほぼ全てのレースで万馬券が発生する一方、単勝や複勝での発生は極めて稀な「事件」となります。
以下のデータは、2025年のJRA開催データおよび近年の統計傾向から算出した出現率です。
| 式別 | 万馬券出現率(概算) | 出現の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 約 0.5% ~ 1% | 100〜200レースに1回 | 10番人気以下の大穴が勝った時に発生。 |
| 複勝 | ほぼ 0% | 極めて稀 | 16頭立て以上で、超大穴が3着以内に入り、かつ他の人気馬が総崩れした時のみ。 |
| 枠連 | 約 1% ~ 2% | 50〜100レースに1回 | 8番人気同士の組み合わせなど、波乱時に発生。 |
| 馬連 | 約 10% ~ 15% | 7〜10レースに1回 | 1日(12R)に1〜2回は発生する計算。 |
| ワイド | 約 1% ~ 3% | 30〜100レースに1回 | 2頭の人気薄が絡む必要があり、馬連より難易度が高い。 |
| 馬単 | 約 25% ~ 30% | 3〜4レースに1回 | 1着に穴馬、2着に人気馬といった逆転劇で多発。 |
| 3連複 | 約 45% ~ 55% | 2レースに1回 | 半数近いレースで万馬券になる、穴党の主戦場。 |
| 3連単 | 約 90% ~ 95% | ほぼ毎レース | 逆に万馬券にならない(本命決着)方が珍しい。 |
各式別における「万馬券」の意味と狙い目
- 3連単:万馬券が「当たり前」の世界 3連単の平均配当は約13万〜15万円であり、万馬券にならないレースは上位人気3頭(1-2-3番人気)がそのまま着順通りに入った場合に限られます。 **狙い目:10万馬券(1000倍)以上を狙うのが一般的な3連単戦略です。
- 3連複:2回に1回は万馬券 3連複は、1頭でも人気薄(6番人気以下など)が3着以内に入れば、万馬券に到達する確率が非常に高くなります。 **戦略: 軸馬を人気馬にし、相手(ヒモ)に穴馬を数頭絡める「中穴狙い」が最も効率的です。
- 馬連:1日に1〜2回のチャンス 馬連で100倍を超えるには、勝ち馬または2着馬のどちらかが二桁人気であるか、5〜7番人気同士の組み合わせになる必要があります。 **傾向: 近年のJRAは馬場整備の向上により実力通りに決まりやすいため、馬連の万馬券率はやや低下傾向にあります。
- 単勝:伝説の万馬券 単勝100倍超えは、競馬ファンにとってのロマンです。 **2025年の傾向: 16頭立て以上の未勝利戦や、ハンデ戦の重賞などで稀に発生します。単勝万馬券を当てることは、その日の全レースを当てるよりも難しいと言われることがあります。
投資分析への応用
万馬券率が高い式別(3連単など)は、「的中率」が極端に低くなるため、軍資金に余裕を持たせた「長期的な回収」を前提とした運用が必要です。逆に、万馬券率が低い式別で万馬券を狙うのは効率が悪いため、適切な式別選択が投資の鍵となります。

